G大阪が劇的逆転劇で10戦ぶり勝利! ATに2発のヒーロー宇佐美貴史も笑顔「色んな悔しさはありましたけど...」
「決めた後は冷静ではなくなった」
Jリーグは10月5日、J1第33節の6試合を開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪対北海道コンサドーレ札幌が行なわれ、2-1でG大阪が劇的な逆転勝利を収めた。 【動画】試合をひっくり返したエース宇佐美貴史の劇的弾! ホームチームは8分に先制を許し、その後は何度も相手ゴールを襲うも1点が遠く。それでも90+4分、ペナルティエリア内での相手のハンドで獲得したPKを途中出場の宇佐美貴史が決めて同点に追いつく。 そして終了間際の90+8分、ボックス手前から鋭いドリブルで持ち運んだ宇佐美が右足で決めて土壇場に決勝弾。アディショナルタイムの2得点でG大阪が10試合ぶりの勝点3を手にした。 ヒーローとなった宇佐美は、試合後のフラッシュインタビューで笑顔を見せ、次のように喜びを露わにした。 「ここ数か月、本当に僕たちも苦しい思いをしていましたし、皆さんもそうだったと思います。今日勝てて、すべてがチャラになるわけではないですし、このあいだのダービーの悔しさもまだ残っています。ただ、今日勝てたことは皆さんのおかげだと思いますし、ただただありがとうございます」 また自身の2ゴールについて、1点目のPKは「めちゃめちゃ緊張していましたし、不安でしたけど、決めた方向に思いっきり蹴りました」、劇的な2点目は「決めた後は冷静ではなくなったんですけど、決めるまでは冷静にできたと思います」と振り返った。 札幌戦を終えて今シーズンは残り5試合。キャプテンは「今日は皆さんの応援があったからこそ勝てたと思いますし、厳しいなかで頑張れたと思います。色んな悔しさはありましたけど、今日の勝ちを今ここにいる全員で分かち合いましょう。今日はありがとうございました」とサポーターへの感謝を述べた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部