親子連れ「地球と遊ぶ」遊具で体感 富山県南砺市・桜ケ池でプレイアースパーク開業前イベント
富山県南砺市の桜ケ池周辺で2027年初夏開業を目指す自然体験施設「プレイアースパーク」の構想を伝えるイベントが12日、建設予定地周辺で開かれた。子どもの創造性を育む遊具などが設けられ、親子連れらが「地球と遊ぶ」というコンセプトに触れた。イベントは14日まで。 開業への機運を高めようと、ゴールドウインが「Nanto Naturing Days(ナントネイチャリングデイズ)」と銘打ち、市と共に開いた。 芝生広場には、木の玉で遊べるボールプールをはじめ、空気の入ったクッション遊具、土でできた遊具を用意。子どもたちがクッション遊具に乗るなどして自由な感性で遊んでいた。 県内の11店が出店したフードコートは、富山市で立ち食いすし店を経営する木村泉美さんの監修で、南砺市産の食材を使った飲食やスイーツを提供した。クリエータープラザ「桜クリエ」では福野縞(じま)などを使ったワークショップを行った。
夕暮れ時から夜にかけては、巨大紙風船4基が気球のように浮かび上がった。土を媒介に微少な電気を集める技術で約200本のポールを発光させたインスタレーションも繰り広げた。 プレイアースパークの木村宏社長と田中幹夫市長、佐藤一絵副知事、同パークの設計を担う高野ランドスケープ(北海道)の村田周一社長が構想や期待を語り合うイベントもあった。