巨人D3位指名の上武大・荒巻悠に指名あいさつ 憧れの阿部監督に「打席の入り方や、投手への対応の仕方というところをご指導していただきたい」
巨人からドラフト3位指名を受けた上武大・荒巻悠内野手(21)が30日、群馬・伊勢崎市の同大伊勢崎キャンパスで水野雄仁編成本部長代理スカウト担当兼スカウト部長(59)、大場豊千スカウト(47)の指名あいさつを受けた。 「ドラフト会議が終わった直後から『おめでとう』や『よかったね』というLINEやインスタのDMがたくさん来た。本当にうれしく思っている。実感は、今日指名あいさつさせてもらって、やっと憧れのプロ野球選手になれるのだなと感じています」 身長184㌢、93㌔の恵まれた体格から繰り出される鋭いスイングが魅力。関甲新学生野球リーグでは本塁打王1度、打点王1度、ベストナイン2度の実績を持つ左のスラッガーだ。 巨人・阿部慎之助監督(45)には幼少期から憧れを抱いていた荒巻。現役時代、通算406本塁打を放つなど、巨人打線を引っ張ってきた指揮官。「打席の入り方や、投手への対応の仕方というところをご指導していただきたい」と〝強打者の教え〟を請う決意を語った。 今秋ドラフトでは1位から3位まですべて内野手の指名となるなど、内野手争いの激化が予想される。水野スカウト部長は「体もしっかりしている長打力のある内野手。争いは激化すると思うんですけど、何とか自分で頑張って自分のポジションをつかんでほしいなと思います」と期待を寄せた。