元セクシー女優が暴露…ホストに数億円使う女性たちの秘密とは?大金を払う“太客”の実態
今回はみんなが気になる繁華街のお話、ホストクラブについてです。お客さんを借金漬けにするようなイメージや頂き女子りりちゃんに加担したホストの報道が相次いだせいか、世間からいろんな意味で歌舞伎町に関心を寄せられ続けています。 【写真】夜のお仕事は「ラクして稼げる」なんて大嘘! 元セクシー女優が暴露する厳しい現実 夜遊びと無縁の人からすると、繁華街での出来事は現実と思えないかもしれません。年間で売り上げが3億円あるとか、毎晩大金が飛び交うだなんて信じ難い話でしょう。 「本当に大金を使う“太客”は存在するのか?職業は?」「ホストにハマる人の特徴は?」など、元セクシー女優を名乗ってライターをしていると、よく質問をされるので私のわかる範囲で解説していきます。 まず太客についてですが、本当に存在します。たまにSNSで「超絶太い客がいるアピール」をして話を“盛る”ホストもいますが、実際に数千万~数億円の売り上げを1人で支える人は夜の街に度々現れるようです。 太客の定義は個人によって異なるため、“〇〇円使ったらあなたは太客”という明確なルールはありません。ただひと月に数百万円をお店に落とすようであれば、ほとんどのホストがその相手を太客と認定するでしょう。 毎月大金を使い、来店の度に高級シャンパンやワインをオーダーするお客様の7~8割くらいが夜職の人で、残りが昼職の人といったところ。 お昼の仕事でも営業マンや経営者、フリーランスなど稼ぐ方法はたくさんありますから、太客=絶対に夜職というのは完全なる誤解です。昨今のホストのメディア進出により、昼職女性の来店率はとても上がっていると耳にするほどですから。 中にはグレーな仕事に手を染める危ないお客様もいるものの…この話は長くなるので、割愛させていただきます。ホストクラブはお金がかかる遊びなので、平均以上の収入がないとお店に通い続けることができません。それなのに、なぜ大金を払ってでもハマるのかが多くの人の疑問点だと思います。 ハッキリいってしまうと、どっぷりハマる人の大半は「お金を余らせていて暇だから」ではなく「推し活が好き」とか「寂しい」やら、「非日常を楽しんでストレスを発散したい」から足繁く繁華街へと足を運ぶようです。暇つぶしよりも、生活を充実させる手段もしくは心の隙間を埋める目的で夜遊びを楽しむのです。 ホストはおもてなしのプロで、漫画やドラマに出てくるような完璧な男性をお客様の前で演出します。お金を払えば私生活では巡り合えないような相手と出会えて、おまけに連絡先も交換できるなんて……!これは性別を逆にして考えても、ドキドキするでしょう。 世間的にアウトな行為を働いていない限り、彼らはお客様を必ず受け入れてくれますからね。カッコよくて、優しくて、完璧な姿には思わずキュン。気づけば多くの女性たちがずぶずぶと沼にハマッてしまうのです。 それに夜の街は、日常生活だと露にできない欲を満たせる場所。非日常的な刺激を受けられるホストクラブ特有の価値に魅力を覚えるからこそ、お店に通う人々は「大金を支払ってでも」という考えになるのでしょうね。 夜職は黒い噂が絶えない世界ではありますが、最大級のエンターテインメントであることも否定はできません。日本独自の文化ですし、自分のお金で完結する範囲ならダメな遊びではないと思います。 しかし歯止めがきかないお客様も多く、売り上げのために手段を厭わない悪いキャストも少なくはないのが事実。一部の人間のせいで社会問題に発展しているため、何事も節度を持った行動は必要不可欠ということです。 遊びは「あー楽しかった」程度で留めるべき。納得のいくお金を気持ちよく支払える人だけが繁華街で“遊ぶ資格”を持つのですから、そうでないのなら繁華街ではっちゃけてはなりませんよ。 できないのなら家でビール飲んで、アイドルのライブ映像観る方がよっぽど幸せです(笑)。アレコレ言ったところで、お財布から出ていったものは返ってきませんからね! ◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。 ◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。
まいどなニュース