独サッカー代表ユニ、米ナイキに アディダスにさよなら
【ベルリン共同】3本線のないユニホームなんて―。ドイツ・サッカー連盟が代表ユニホームなどのスポンサー契約を同国のアディダスから米国のナイキに乗り換えると発表し、波紋を広げている。アディダスとの契約は2026年まで。代名詞ともされる3本線入りの代表ユニホームが消えることに、閣僚らから「愛国心がない」と批判が噴出した。 連盟は21日の発表で「入札でナイキが最も良いオファーをした」と説明。27~34年の契約で男子と女子、ユースの代表のユニホームなどを提供する。経済紙ハンデルスブラットによると、アディダスは年間5千万ユーロ(約82億円)を支払う契約を結んでいるが、ナイキは1億ユーロ以上を提示した。