渋谷区長が「ハロウィーンに来ないで」――異例の要請ナゼ? 空き缶放置、ゴミ散乱…“路上飲み”悪化の懸念 雑踏事故の危険も
■増える外国人「路上で飲める」誤解も
小野委員 「去年はハロウィーンの参加者、仮装を見るために集まった人の約7割が外国人だったといいます。外国人の中には、路上でお酒が飲めると思っている人も多いです」 「そのため、区長は今後も外国人記者クラブで会見をしたり、日本を紹介する海外サイトなどにアプローチしたりして周知していきたい、と話しています」
■落合さんに聞く…「有料化するしか」
有働キャスター 「せっかくなら、世界で一番安全で街もきれいで楽しめるハロウィーンになればと思いますが、何かアイデアはないでしょうか?」 落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー) 「これは有料化するしかないかなと思います。お金を取る。センター街に入るのに、お金を払ってパスがないと入れないようにします。レジャーランドと同じくらいの金額がいいのではないかと思います」 有働キャスター 「何千円か、ということですよね」 落合さん 「今は楽しんでいる人のコストを区民や都民全体が負担している状態なので、地域社会に負担をかけないためにはお金を取り、そのお金で警備の強化や掃除に充てる考え方です。お金を払ってまで行かない、という人は来ないくらいがちょうどいいのかなと思います」 有働キャスター 「そもそもハロウィーンは、子どもたちが楽しむためのお祭りです。大人が暴れて迷惑をかけるのは本末転倒で、そういう姿はダサいです。今年は、安全のために渋谷の人混みは避けて、かっこいい大人の楽しみ方で過ごしてほしいです」 (9月12日『news zero』より)