富山県南砺市で9月に「まちなみアート」開催 木彫や工芸100点以上飾る
富山県南砺市井波地域中心部を美術館に見立て、芸術作品を展示する「まちなみアートinいなみ2024」が9月14、15の両日に開かれる。第1回実行委員会が2日、井波社会福祉センターで開かれ、会期や事業計画を決めた。 本町通りや八日町通りの商店、民家計約70軒に木彫や工芸、書、生け花など100点以上を飾る。期間中、井波別院瑞泉寺では普段立ち入ることのできない「勅使御(お)待ち受けの間」にある勇壮なトラのふすま絵を特別に公開する。伝統の木遣り踊りの披露や大小さまざまな行燈(あんどん)約100個が瑞泉寺境内を照らす「灯(あか)りアート」、井波彫刻師らが周辺寺院の欄間や唐狭間を案内する「欄間ウオーク」などの恒例企画もある。 実行委員会は約20人が出席した。北日本新聞社共催。