ゲレンデのリフト「自動ゲートシステム」で快適乗車♪ 湯沢町の苗場、かぐらスキー場に導入
新潟県湯沢町の苗場スキー場(三国)とかぐらスキー場(三俣)は、来場客の利便性の向上を目的に、ICチップ入りのリフト券を使った「リフト自動ゲートシステム」を計26台導入した。 11月27日にオープンしたかぐらスキー場は、みつまたロープウエー出入り口など、来場客の出入りの起点となる場所に6台設置した。ロープウエー出入り口に、ICチップの情報を読み取ることでゲートが開閉する機械を設置。リフト券に埋め込まれた薄型のICチップの情報を約40センチの距離から読み取る。 読み取り機がゲート左側にあり、リフト券をウエアの左ポケットなどに入れておけば、取り出すことなくゲートを通過できる。 来場者は乗車の度にリフト券を係員に見せる必要がなくなり、手間が省ける上、混雑の緩和が期待される。シーズン券をカウントしていた係員の負担軽減にもつながる。 かぐらスキー場でスキー営業を担当する原沢和人さん(56)は「お客さまの利便性を最優先に考えている。今季システムを運用し、お客さまの声や反応を見て、今後も改善していきたい」と話した。 20台導入した苗場スキー場は12月14日オープン予定。