ロシアが日韓攻撃対象リストを作成 機密文書で有事想定 「四足歩行」が社会問題化も
■「クアドロビクス」問題視 ロシアで法規制に動きに
また、ロシアでは若者が四足歩行の動物になりきる遊びが流行し、社会問題になっている。 ロシア独立系メディアの「モスクワ・タイムズ」によると、「クアドロビクス」とは「四足歩行で移動し、特定の動物の鳴き声や動きをまねて、動物のマスクや衣装を身に着けて演じること」だと説明している。 四足走行を考案したという、いとうけんいちさんに番組が話を聞くと、「ロシアでは2019年以降にコロナ禍で広まった」という。 なぜクアドロビクスをするのか。ロシアメディア「ガゼータ・ルー」によると、「思春期の子どもたちは現実の問題やストレスの多い状況から一時的に逃れるために、『擬態』に頼ることがある。社会的プレッシャーや責任、感情的な困難から、自分を抽象化することができる」という。 ただ、このクアドロビクスをロシア正教会が危険視している。 「RIAノーボスチ通信」によると、ロシア正教会の家族や子どもに関する問題の責任者・ルキアノフ司祭が「クアドロビクスは子どもの遊びやスポーツではなく、自分自身に代わるアイデンティティを探すサブカルチャーであり、子どもにLGBTを含むロシアの価値観に反するものを受け入れるようにする危険な技術だ」と指摘しているという。 四足歩行は欧米ではエクササイズとして流行しているというが、ロシアの政界はクアドロビクスを「西側からの扇動」と批判し、禁止の動きも出てきている。 ロシアのボロジン下院議長は、テレグラムに「西側諸国は常に世界征服に執着してきた。私たちに動物などになりきることを勧めてくる。最初はゲームや冗談にしか見えないが、背後には人間性と人間的なものすべてを否定するという深刻な計画がある」と投稿。 議員の間ではクアドロビクスを法律で禁止しようとする動きもある。 (「大下容子ワイド!スクランブル」2025年1月7日放送分より)
テレビ朝日