主演・菅田将暉『Cloud クラウド』、[Alexandros] が楽曲書き下ろし! 予告映像解禁
菅田将暉が主演する映画『Cloud クラウド』に、ロックバンド[Alexandros]が書き下ろし曲「Boy Fearless」 をインスパイアソングとして提供したことが発表された。併せて、同曲を使った本予告編が解禁となった。 【動画】[Alexandros]インスパイアソングがドキドキを掻き立てる! 『Cloud クラウド』予告 今年の第81回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア上映が決まっている本作は、菅田将暉主演×黒沢清監督・脚本の初タッグによる、日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー。 “転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井(菅田)。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレート。中傷、フェイクニュース―悪意のスパイラルによってネット社会に拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走を始める。やがて彼らが始めた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく―。 この度、[Alexandros]が書き下ろした楽曲を使用し、菅田将暉がかつてないほど追い込まれ、緊迫感に満ちあふれる予告映像が解禁。 年間約200本もの映画を鑑賞するほど映画好きで有名な[Alexandros]の川上洋平は、かねてより黒沢清監督の大ファン。インスパイアソングのオファーを受けて今回のコラボレーションの依頼を即決。不気味なギターリフと焦燥感を煽るような重低音で構成された楽曲「Boy Fearless」を作り上げた。 楽曲を聞いた黒沢監督は「[Alexandros]の曲を聞き、凄いスピードで物事が次々と進行する快感と不安とを同時に感じました。もっと先が知りたい、でも知るのが恐い…それはまさに私がこの映画で観客に味わって欲しかった感情そのものです。見事という他ありません。映像だけではどうしても曖昧になってしまう表現を、音楽は時に驚くほど正確に伝えることができるのでしょう」と称賛。 また「Boy Fearless」が、9月18日にリリースされる[Alexandros]の最新シングル「SINGLE 2」に収録されることも決定した。 映像は、<転売ヤー>としての日常を送る吉井(菅田)の日常を活写するシーンからスタート。「どこかがおかしくないですか」「馬鹿にしやがって」と、ただ自分の利益を求め、手段を選ばない吉井が無自覚にばらまいた“憎悪”に対する言葉たちがネット社会の闇へ吸収され、気がつけば「こいつ殺す」と、ネット社会で憎悪の標的になっていた―。「どんどん、沸き上がってる。同じような人間が。空の雲みたいに」と、映画のタイトルを連想させるような意味深なセリフが差し込まれると舞台は一変。<見えない悪意>が暴走し、実体化した匿名の<狩りゲーム>へ。標的となった吉井に次々と危険が降りかかる。鋭い眼光を向ける窪田正孝、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々らの不穏な表情も見どころだ。 ラストには、決死の形相で銃を構える菅田の姿が映し出され、手に汗握るスリリングな映像となっている。 映画『Cloud クラウド』は、9月27日より全国公開。