個人昇格あるか!? J1クラブに推薦したいJ2最強の外国人(6)J2移籍で大復活! 恐ろしすぎる重戦車
2024シーズンの明治安田Jリーグも全日程が終了。各クラブは、早くも来季に向けての補強に動いている。その中には様々なケースがあるが、いわゆる「個人昇格」はとくに注目ポイントと言えるだろう。今回は、個人昇格を狙えそうなJ2最強の外国人選手を紹介する。※来季J1に昇格する清水エスパルス、横浜FC、ファジアーノ岡山に所属する選手は対象外。スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報はすべて12月13日時点。
FW/MF:アダイウトン(ブラジル出身) 生年月日:1990年12月6日 所属クラブ:ヴァンフォーレ甲府 今季リーグ戦成績:33試合14ゴール3アシスト 34歳となったブラジル人FWの嗅覚はまだまだ衰えることはないようだ。ヴァンフォーレ甲府のFWアダイウトンは、リーグ戦で14ゴールを奪っている。 2020シーズンからはFC東京でプレーした。加入初年度にはYBCルヴァンカップ優勝に大きく貢献し、2022シーズンには12ゴールをマークして、自身初となるJ1年間2桁ゴールを達成している。 そんなアダイウトンが今季、次なるプレー先として選んだのが甲府だ。 昨季はFC東京でリーグ戦3ゴールにとどまった同選手だったが、J2の舞台では別格の輝きを放った。2列目から一気に最前線に飛び出し、狙い澄ましたシュートでゴールネットを揺らす…。得意な形でゴールを量産し、14ゴールを奪った。 ブラジリアン助っ人の活躍に反してチームは低迷したが、彼の実力を考えればJ1に昇格したチームなどが獲得に興味をもつかもしれない。 現在34歳と年齢面のネックはあるが、今季のパトリック(名古屋グランパス)のようにスーパーサブとして起用する選択肢もある。経験豊富なゴールハンターの獲得に動き出すクラブは現れるだろうか。
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