フォスター・ザ・ピープル、希望が核となった7年ぶりの新作『パラダイス・ステイト・オブ・マインド』リリース
フォスター・ザ・ピープルが、7年ぶりのアルバム『パラダイス・ステイト・オブ・マインド』の国内盤CDをリリースした(輸入盤CDは2024年8月23日に発売)。 その他の画像 英ロンドンと米ロサンゼルスのスタジオ(イースト・ウェスト・スタジオの有名なスタジオ・スリー、ザ・ビーチ・ボーイズが『ペット・サウンズ』をレコーディングした)で制作された今作には、「Chasing Low Vibrations」、「Take Me Back」、キャッチーなファースト・シングル「Lost In Space」などが収録されている。国内盤CD購入限定特典として、しおりとしてもiPhoneケースに挟んでも使えるサイズのアクリルカードが付いてくる。 フロントマンのマーク・フォスターは、「このアルバムで一番トリッキーだったのは、自分の身に起こっていることを正直に書こうとしたことだと思います。というのも、私にとって、希望がこの作品全体の核であり続けることが本当に重要だったからです。人々にも私にも希望が必要です。そして、希望とは何かを考えるとき、それは、自分の周りの闇や現実を十分に認めながら、より良くなると思える何かに向かって歩む勇気を持つことだと思うのです。それが、このアルバムに臨むにあたっての目標であり、難しいことでした。メッセージはメロディーの中に隠れています」とコメントしている。 さらには、「このアルバムは、70年代後半のディスコ、ファンク、ゴスペル、ジャズ、それらすべての音のクロス・オーバーであり、ナイル・ロジャースやシック、トム・トム・クラブやジョルジオ・モロダーのようなアーティストたちの世界に飛び込み、彼らが何をしていたのかを知りこのアルバムを制作しました。70年代の大不況、ベトナム戦争後の政治的混乱、その他の大きな緊張など、その時代が音楽的、社会的に今の時代と類似していることも考えていましたた。でも、音楽を通して喜びの表現が起こっているのを目の当たりにして、私は喜びを反抗の行為として考えるようになりました」と説明している。 ◎リリース情報 アルバム『パラダイス・ステイト・オブ・マインド』 2024/8/16 DIGITAL RELEASE 2024/8/21 RELEASE(国内盤) 2024/8/23 RELEASE(輸入盤) Photo: Jimmy Fontaine