Google、WorkspaceにAIによる動画生成アプリ「Vids」追加
米Googleは11月7日(現地時間)、テキスト入力でプレゼン動画などを作成できるGemini搭載アプリ「Vids」を、一部のWorkspaceユーザー(Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus)向けに提供開始したと発表した。プロンプトがサポートする言語はまだ日本語に対応していないが、Workspace Labsに参加していれば日本でも試すことができる。 プロンプトに入力するとアウトラインが出力される 4月の「Google Cloud Next」で発表されたVidsは、Geminiによるストックフッテージの自動挿入、スクリプトの生成、AIによるナレーションの作成などが可能で、顧客サポート動画や従業員向けトレーニング動画などの作成向けだ。 作成したい動画のためのコンテンツをGoogleドライブからアップロードしたり、ナレーションを録音したりできるが、「Help Me Create」機能を使えばプロンプトから作成したい動画の概要を入力してテンプレートを選ぶだけでも、ある程度の動画は作成できる。 作成したい動画の概要をプロンプトに入力し、提示される幾つかのテンプレートから1つを選択するとアウトラインが提示される。ここでスクリプトを修正したり、不要なシーンをカットしたり、Googleドライブから関連する自社製品の画像やドキュメントを追加したりして編集できる。 WorkspaceのユーザーはVidsのAI機能を2025年12月31日まで利用できるが、2026年以降、これらのAI機能に使用制限が設けられる可能性がある。
ITmedia NEWS