ドジャース・ロバーツ監督 ヤ軍の先発・コールを警戒「良いカウントで勝負できるように」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ(WS)第5戦の試合前に会見に臨み、ヤンキースの先発、ゲリット・コール投手(34)への対策に言及した。 コールについて聞かれた指揮官は「ゲリット(コール)はゾーンの高めを投げるのが好きで、球速も速い。我々としては、ゾーンの高めがどこにあるかを感じ、良いカウントで勝負できるように努めることが大事。規律を守ること。良い歴史を期待してほしい」と、高めの速球の見極めがカギとなることを強調した。コールには25日(同26日)の第1戦で6回4安打、奪ったのはわずか1点だっただけに、いかに攻略するかが重要となる。 逆に、ド軍の先発ジャック・フラーティ投手(29)に関しては「リーグ優勝決定シリーズの登板は体調が悪かったが、ワールドシリーズは休養十分でよく投げることができた。通常の休養を経て、今夜はいい投球をしてくれると思う。彼は元気でとても集中している」と期待を寄せていた。 フラーティも同じく第1戦に先発し5回1/3を投げ5安打2失点と上々の投球を披露しただけに、投げ合いの展開をも視野に入れていた。