【MLB】ソト争奪戦は「8球団に絞られた」 米記者報道 ニューヨーク2球団の最大のライバルはブルージェイズか
今オフのFA市場における最大の目玉と言われるフアン・ソトの争奪戦について、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「8球団に絞られた」と伝えている。その8球団とは、ヘイマン記者によると、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、ドジャース、ジャイアンツ、レッドソックス、そして2つの「ミステリー・チーム」という顔ぶれ。2つの「ミステリー・チーム」のうち、1球団は「スモールマーケット球団である」と言われているようだ。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 ヤンキースとメッツの一騎打ちになる可能性が高いと言われているソト争奪戦だが、ヘイマン記者はこのニューヨーク2球団の最大の脅威になる可能性のある球団としてブルージェイズの名前を挙げている。「関係者のあいだでは、ブルージェイズはヤンキースとメッツにとって現実的な障害となる可能性があると考えられている」とヘイマン記者。「オーナーシップには強い意欲があり、惨憺たる失望のシーズンに終わった2024年から立ち直りたいと考えているからだ」と説明した。 ブルージェイズはボー・ビシェット、ケビン・ゴーズマン、ブラディミール・ゲレーロJr.といったスター選手を擁しながらも、74勝88敗でまさかのア・リーグ東地区最下位に低迷。ビシェット、ジョーダン・ロマノ、クリス・バシット、ゲレーロJr.といった主力選手が1年後にFAとなるため、来季は絶対に勝たなければならないシーズンとなる。そうした状況もあり、ソトのような大型補強を検討していても決して不思議ではない。1年前、大谷翔平の争奪戦に加わり、最後の最後まで獲得レースに残っていたことも忘れてはならないだろう。 総額7億ドルの超大型契約を希望しているとみられるソトだが、米メディアはこぞって総額6億ドルを超える契約を得ることを予想しており、実際にソトを獲得できる球団はそれほど多くないとみられている。大方の予想通りにニューヨークに残るのか、それともブルージェイズが大物獲得に成功するのか。ソト争奪戦は今オフのストーブリーグをまだまだ盛り上げてくれそうだ。