男子テニス世代交代 BIG3無冠で31年ぶり若手が四大大会独占、シナーとアルカラスが優勝分け合う<テニス>
四大大会
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第12シードのT・フリッツ(アメリカ)を6-3, 6-4, 7-5のストレートで破り初優勝を飾った。この結果、今季の四大大会は23歳のシナーと21歳のC・アルカラス(スペイン)が2勝ずつ分け合うこととなった。 【動画】シナー 全米オープン初優勝の瞬間! 全米オープンが終了し、今季の四大大会がこの日全て終了。 1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではシナーが四大大会初優勝。6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではアルカラスが優勝を飾り、そして今回の全米オープンでは再びシナーがタイトルを獲得した。 2000年代のテニス界を牽引してきたBIG3と呼ばれるR・フェデラー(スイス・2022年に引退)、R・ナダル(スペイン)、N・ジョコビッチ(セルビア)の3選手が2002年以来22年ぶりに四大大会で無冠となった今シーズン。 そのシーズンの四大大会を独占したのが若手のシナーとアルカラスとなり、世代交代を感じさせる結果となった。 なお、オープン化以降で四大大会の優勝者が23歳の以下の選手のみとなったのは1993年以来、31年ぶり3度目のこととなった。
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