【都大路S】セオが2番手から一気に抜け出して初オープン勝ち
5月11日の京都11Rで行われた都大路ステークス(4歳以上オープン、リステッド、芝・外1800メートル、別定、11頭立て)は、岩田望来騎手と再コンビを組んだ4番人気セオ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎)が道中2番手追走から直線で一気に抜け出して快勝。昇級初戦でいきなりの初オープン勝ちを果たした。タイムは1分44秒8(良)。 1馬身1/4差の2着にはアルナシーム(3番人気)、さらに2馬身差の3着にはセントカメリア(6番人気)が続き、武豊騎手が騎乗したピンハイ(2番人気)は4着。1番人気に支持されたダノンティンパニーは、馬体に故障を発生したかゴール寸前で無念の競走中止となった。 セオは、父スピルバーグ、母ルーラ、母の父Oasis Dreamという血統。通算成績は15戦5勝。 ◆岩田望来騎手(1着 セオ)「スタートからハナに行くつもりで出していきました。いい感じで番手でレースが作れたと思います。すごく馬の状態は良かったし、馬場状態も良かったので早めに踏んでいきました。直線の入りで内にモタれるところがありましたが、手前を替えてからはしっかり走ってくれました」 ◆上村洋行調教師(同)「予想通りに前に行く馬が一頭いたので、自分の競馬に徹しました。3勝クラスは危なっかしいところがあったけど、きょうの方が安心してみていられました。オープンの流れの方がよかったんでしょうね。堅実な馬です」