日体大28度目Ｖ 篠原颯斗が大一番で自身初の完封 ３年生主将の黒川怜遠２ラン 首都大学野球
＜首都大学野球リーグ：日体大2－0城西大＞◇第7週第2日◇20日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか 日体大が城西大に連勝し、2季ぶり28度目の1部リーグ優勝を飾った。 0－0の2回無死一塁、3年生ながら主将を務める黒川怜遠（れおん）外野手（星稜）が右越えの先制2ラン。投げては今秋ドラフト候補の寺西成騎投手（4年＝星稜）が調整面で開幕から出遅れていた中、今秋エースの働きを見せる篠原颯斗投手（3年＝池田）が大一番に9回4安打で自身初の完封勝利を挙げた。古城隆利監督（55）は「春5位からのスタートだったので、シートノックから全力で行うなど再整備しました。しっかりやってくれた選手たちが、ご褒美で優勝をもらえたのだと思います」と静かに歓喜の涙を流した。
