阪神 岡田前監督が秋季Cへ 「オーナー付き顧問」で訪問プラン 藤川監督も熱望「野球のことをたくさん聞く」
阪神の岡田彰布前監督(66)が高知県安芸市で行われる秋季キャンプ(11月1~17日)を訪問するプランが浮上していることが29日、分かった。 新指揮官の地元凱旋(がいせん)に花を添える、豪華な2ショットが実現するかもしれない。岡田前監督が秋季キャンプを視察すれば大きな盛り上がりとなることは間違いない。藤川新監督も「もちろん来てもらいたい。元気な姿でお会いしたい」と来訪を熱望した。 CS前から風邪で体調を崩していた岡田前監督は28日には甲子園のクラブハウスを訪れ、15日ぶりに報道陣の前に元気な姿を見せた。その際に藤川新監督とも遭遇。短い時間だったが、師弟は笑顔で言葉を交わした。 球団は岡田前監督の意向や体調を考慮しながら、秋季キャンプで迎え入れるための調整を進めている。既にフロント入りは発表されているが、今後は取締役会を経て「オーナー付き顧問」の新役職を設置する方向。正式契約後、前指揮官は新たな肩書を携えて安芸入りする可能性が出てきた。 グラウンドで野球談議に花を咲かせる2人の姿も期待される。藤川新監督は「練習を見ながら(話をすること)は(岡田前)監督の方が気を使われるかもしれない」としつつ、「裏で野球のことをたくさん聞くことはできる」と恩師との再会を心待ちにした。