【なでしこ】「憧れ」の五輪へ藤野あおば「金メダルという結果を出せるように頑張りたい」
日本サッカー協会(JFA)は14日、女子日本代表なでしこジャパンのパリ五輪(オリンピック)メンバー18人を発表した。 昨年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会に続いて選出されたMF藤野あおば(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)は、クラブを通してコメントを発表。「オリンピックは憧れの舞台であり、ワールドカップとはまた違った18人のメンバーで戦うというシビアな大会ですが、まずはそこに挑戦できるメンバーに選ばれてうれしく思っています」と喜んだ。 発表を受けて「オリンピックで戦う覚悟が決まりました」とし、「これまで応援してくださった方々へ恩返しするためにも、ベレーザで培ったものを発揮し、ベレーザの代表として、金メダルという結果を出せるように頑張りたいと思います」と力を込めた。 さらに「これまでどんなときも家族がずっと応援してくれました。私が挑戦するたびにいつも陰で支えてくれました。家族のみんなに『ありがとう』の感謝の気持ちでいっぱいです。私に尽くしてくれた時間を結果として表せるようにチャレンジしていきたいです」と誓った。 チームは7月13日の壮行試合「MS&ADカップ2024~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~」ガーナ戦(金沢ゴーゴーカレースタジアム)を経て渡欧し、同25日に1次リーグ初戦スペイン戦を迎える。28日に第2戦ブラジル、31日に第3戦ナイジェリア。全12チーム参加の五輪では初の頂点を目指す。