娘のオムツ卒業が物への執着を手放すきっかけに【人生が回り始めた「ダウンサイジングストーリー」】
▶300着以上持っていた服は20程度に 「服が大好きで、保留ボックス内に残した状態が2年続きました。300着以上持っていた服が今は20着程度に」
▶デスクまわりもすっきり 部屋が散らかっていて、家での仕事に集中できなかった時期も。「今はデスクまわりもすっきり。机はキャスター付きなので、家族の在宅時にオンライン打ち合わせがあるときは、机ごと寝室へ移動します」
▶リビングもぐっと掃除しやすく 以前は雑誌や本、子どものおもちゃなどが埋め尽くしていた、リビングのテレビまわり。余白ができ、ぐっと掃除しやすくなった。
▶好きなアーティストの作品だけ残して 手放した本や漫画、写真集は、およそ8割。「このコレクションこそ自分らしさと思っていたけど、ホコリがたまった姿を〝墓場みたい〞と感じて処分。二度と手に入らない絶版のもの、やはり好きだと思ったアーティストの作品は残し、たまに見返しては心を満たしています」
▶数を減らした食器類 「食器や調理道具は、たくさん使って一気に洗うのが効率的と思い込んでいたのですが、数を減らして、こまめに洗いながら使うように。台所のスペースにも、洗い物に追われていた食後の時間にも、ゆとりが生まれました」
Downsizing Rules:くーさんのダウンサイジングルール3
Rule_1:ジャンルごとに「保留ボックス」を設け、一旦そこに入れて検討する 段ボールや紙袋などを「保留ボックス」に。服、食器、本などのカテゴリーに分けて入れ、〝ないと困るか?〞を検討する。 Rule_2:新しいものを買うときは、古いものと“入れ替え”が基本 服や日用品などが傷んできたなと思ったら、あらかじめ代わるものをリサーチ。新調するのは古いものを手放すときに。買い物欲も満たされる。 Rule_3:ものは増やさず、植物や壁に飾るアートで“色”を楽しむ 空間をすっきり見せようと、収納グッズをすべて白で揃えたところ寂しさが。アイテムは増やさず〝彩り〞を楽しむ工夫で満足度をアップ。 Staff Credit 撮影/市原慶子 取材・原文/田中理恵 こちらは2024年7月号(6/7発売)『暮らしの「ダウンサイジング」で、人生が変わった!』に掲載の記事です。※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年7月号現在)です。