赤楚衛二がルイ・ヴィトンのショーに初参加。その様子を本人のコメントとともに独占取材!
俳優の赤楚衛二が6月18日(現地時間)に開催されたルイ・ヴィトン 2025年春夏メンズ・コレクションのショーに来場した。ショーの感想からパリ滞在中の様子まで。彼の目に映ったもの、感じたことを、コメントとともにフィーチャーする。 【写真を見る】赤楚衛二がルイ・ヴィトンのショーに初参加
6月18日、ルイ・ヴィトンが2025年春夏・パリコレクションの幕開けを飾った。場所は、ユネスコ本部の広大な庭。大きな地球儀モチーフのオブジェを配し、ランウェイは芝生でメゾンのアイコニックなダミエを模ったなか、多様なルックが華々しく打ち出された。 この今回のショーに初参加して話題となったのが、俳優の赤楚衛二だ。『GQ JAPAN』では、彼の目に映ったコレクションを、パリ滞在中の様子とともに追った。 まずはショーの前に、パリの名所を散策するところから今回の旅は始まった。この時のルックは、ルイ・ヴィトンのロゴがさり気なく施されたベージュのブルゾンに、ブラックのパンツという、洗練されたベーシックスタイル。手にしたペールトーンのダミエ・パターンのバッグがさり気ないアクセントになっている。 ■セーヌ川沿い~ルーブル美術館~ノートルダム大聖堂を散策 パリは2度目という赤楚。 「セーヌ川沿いを歩いてみるパリの景色は、なんだか違った印象に見えました。残念ながらこの日はルーブル美術館が休館日だったのですが、外から一目でも見ることができて嬉しかったです。また、修復中のノートルダム大聖堂も圧巻でしたね」 パリで楽しみにしていたことの一つが、散歩。「パリはどこを歩いても素敵で、幸せな時間を過ごせました」 そして、いよいよショー会場へと向かう。 ■ホワイトのスーツでショー会場に到着 コレクションでは、真っ白なダブルのスーツにチェンジ。2024年のプレフォール・コレクションからの1着だ。足もとにはボリュームのある黒のシューズを、そしてバッグはトロピカルなプリント柄の「キーポル・バンドリエール」をセレクトした。 ショーのスタート前には、NCT 127のYUTAや、ベンベン、ジャクソン・ワン、俳優のスティーブン・ユァンなど、セレブたちとの交流も楽しんだ。 ■「The World is Yours」がテーマのコレクション 今回のテーマは、「The World is Yours(世界はあなたのもの)」。シックなブラックメインのスーツやタンクトップからスタートし、グレーやトープなどのニュアンスカラーへと続く。そして後半は、モザイク柄のアウターやマルチカラーのスポーティなセットアップなどへと変化していく。 「ルイ・ヴィトンのショーに初めて出席しましたが、視覚と聴覚、肌でも感じるようなコレクションでした。始まる前の静寂から、生演奏が全身に響き渡り、クラシックなルックも素敵で、ショー全体からファレルの力強さを感じました」と今回のコレクションを振り返ってくれた。 ■お気に入りルックは? 全81もの多様なルックから、赤楚の特にお気に入りのものはどれだったのだろう?──まずは、シックなセットアップ。「カジュアルに着られるセットアップは日常使いに重宝しそうで着てみたいです」 「ショー当日に着たような、オールホワイトのルックも素敵でしたね」 チェックのセットアップも、特別印象に残ったようだ。「セットアップで着ても、単品で別の無地のアイテムに着てもかわいいと思いました」 「ダミエ・パターンの同系色のノーカラージャケットにハーフパンツのスタイルも、シンプルで素敵でした」 ■印象に残ったバッグは? 「オールブラックのバッグが特に印象に残った」という。小脇に抱えた黒地に黒のシックなモノグラム、そしてエナメルのスポーティなタイプ。ともにデイリーから小旅行まで幅広く使えそうなボストンバッグだ。 ■カフェでのゆったりとしたひと時も 慌ただしいパリでの滞在だったが、ルイ・ヴィトンの世界観が堪能できるカフェにも立ち寄った。「Maxime Frédéric at Louis Vuitton」は百貨店サマリテーヌの目の前にあり、ホテル「シュヴァル・ブラン パリ」のシェフパティシエであるマキシム・フレデリックとのコラボメニューが楽しめる。 「ブランドの雰囲気を味わうことができる、素敵な空間でした。ラテアートなどもとてもかわいかったです」
文・橋田真木(GQ)