無資格で美容整形施術 中国籍の男女2人を逮捕、送検 容疑で岡山中央署
無資格で美容整形の施術をしたとして、岡山中央署は28日までに、医師法違反(無資格医業)の疑いでいずれも中国籍の千葉県松戸市、アルバイト女(40)、同居の飲食店経営の男(47)を逮捕、送検した。自宅や岡山市内の関係先から多数の注射器やメス、薬品、白衣などを押収した。 逮捕容疑は共謀して2021年2月9日、医師免許を持たないのに、岡山市のホテルで30代の女性=同市=の両頬に麻酔薬を注射した後、ヒアルロン酸などの薬品を注入する医療行為をした疑い。女は行為を認め「共謀はしていない」と供述、男は「何もしていない」と容疑を否認している。 署によると、女性は複数回施術を受けていた。21年2月、女性の親族から「顔が腫れた」と相談があり発覚した。交流サイト(SNS)を通じて集まった客に同様の行為をしていたとみて捜査を進める。