小池百合子都知事、ファンキー加藤も参戦!?DDTプロレスが都電でハチャメチャな戦いを展開!
髙木「今日の一番は小池都知事が公務で視察にいらっしゃったこと」
町屋二丁目駅で、髙木、鈴木、加藤以外の選手が降車。次の東尾久三丁目駅では「WWE SUPERSTAR MEIKO SATOMURA」(里村明衣子)がまさかの乗車で、加藤と歌対決。加藤はタオルからフォールを奪い、宮ノ前駅でアイアンマンベルトを持って逃走し、里村も下車。 これで完全に髙木vs鈴木の一騎打ちの構図に戻ったが、小台駅で駅員の帽子を被った獣神サンダー・ライガー氏が乗ってきて、因縁深き鈴木と口論になり掌底で一撃すると業務に戻る。鈴木は高木のラリアットをかわすと、ゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い勝負を制した。 試合後、思い出広場に戻ると、敗れた髙木が休養前の引退を宣言し、10カウントゴングが鳴らされると、髙木は途中で「ウソじゃ!」と言い出し、ストーンコールドスタナーを発射。怒った鈴木が高木を追いかけて大会は終了した。 大会後、鈴木は「(新幹線の)200何十キロだろうが、(都電の)13.何キロだろうが、速度で俺に勝とうというのが間違ってる。次は飛行機でやってやろうじゃないか。気流に巻き込まれたらどうするんだ? 座るの? さらに狭いよ。俺は世界で一番厳しいルールで戦ってきてるから、ルールなんかなんでもいい。無人島でもいい。宇宙ステーションのなかでもいい。何でライガーがいるんだ? プロレスやめて、都電の車掌やってんの? アイアンマン? それより、次はクリス・ジェリコのFTW狙ってるから。みんな笑顔だったじゃない。都知事だってゲラゲラ笑ってたじゃないか。SPですら笑ってたから。引き込む力あるのがプロレスだよ」と笑みを浮かべた。 敗れた髙木は「今日の一番は小池都知事が公務で視察にいらっしゃったこと。プロレスが視察に来ていただけるくらい、市民権を得たスポーツだと証明できたのかなと。プロレスは最高のエンターテインメントだと思ってます。序盤の知事の空手チョップが一番効いた。あの空手チョップは力道山先生の空手チョップだと思うんです。都電50年の歴史、プロレスも何十年やってますが、脈々と受け継がれていくんじゃないかと。知事にとってのプロレスは空手チョップだと思う。50年の時を経て、都電で披露された。改めて東京都交通局の皆さま、31倍の倍率をくぐり抜けてきた16人のもののふたち、ありがとうございました。負けて終わりじゃないんで鈴木みのるに必ずリベンジします。7月21日、休養しますが必ず復帰します。次はいろんなとこが浮かびます。クイーンエリザベス号とか、シベリア鉄道、ジャンボジェットとか。“ウソでしょ? こんなところでやるの? 鈴木みのると高木三四郎”というブランド力が世界中に響き渡る場所でまたやりたい。東京から都電だったり、そういったものを世界にアピールしたい。そんな場所を考えています」とリベンジを期した。 担当の東京都交通局電車部長・神永氏は「都電でこういうことできるんだって! 大きな体のレスラー2人が存分に勝負してもらって。都電の可能性を発見させていただいたイベントになりました。皆さん、楽しんでもらえてありがたかった。よかったと思います」とイベントの成功に満足げだった。