【2024年のお花見】日本三大桜・日本五大桜とは?一度は見てみたい全国の桜の名所を紹介
【日本五大桜】狩宿の下馬桜(静岡県)
最後にご紹介する日本五大桜は、静岡県の富士宮市にある狩宿の下馬桜(かりやどのげばさくら)。 樹齢800年以上と言われる国内最古のヤマザクラで、1952年に国の特別天然記念物に指定されました。1193年、源頼朝が富士の巻狩りを行った際に、本陣が置かれた狩宿の本陣門前で、源頼朝が馬から降りた所だと言われています。 桜の見頃は例年4月中旬頃。周辺には菜の花が植えられてるので、桜と一緒に楽しむことができそうです。 ・桜の見頃:4月中旬 ・所在地:静岡県富士宮市狩宿98-1 ・アクセス:「新東名新富士IC」から25分、JR「富士宮駅」から「白糸滝行き」バス約25分「狩宿下馬桜入口」下車徒歩約10分
お花見にかける全体の平均予算は約7000円に
今回は、全国各地にある「日本三大桜」と「日本五大桜」を合わせてご紹介しました。樹齢800年~2000年の歴史があり、幹回りも大きく存在感があるため、一度は見てみたいと思う桜ばかりです。 株式会社インテージが行った「2023年のお花見調査」によると、お花見をする場所については、昨年よりも「近場の桜の名所」や「日帰り旅行やドライブ」を予定している人が増えているのだとか。 また、お花見に使う予算については、全体の平均予算は約7000円で、昨年から3200円ほどアップしたそうです。 新型コロナウイルスの「5類」移行後初めてのお花見シーズン。今年の春は桜の名所を見に出かけてみませんか?
参考資料
・北杜市観光協会「山高神代桜/ほくとナビ」 ・本巣市観光協会「春の行事/薄墨桜」 ・三春町観光協会「【三春滝桜】樹齢推定1000年超、日本三大桜に数えられ天然記念物に指定された名木 」 ・北本市産業観光課「石戸蒲ザクラ・板石塔婆」 ・富士宮市産業振興部「国指定特別天然記念物 狩宿の下馬桜」 ・株式会社インテージ「『2023年のお花見』に関する意識と行動を調査」
成瀬 亜希子