<新人王レースの行方>2年目以降の新鋭も多数 決め手は“V貢献度”?【セ・リーグ編】
3年目の広島・黒原拓未も、状況に応じた“変幻自在”の働きで優勝争いをするチームに欠かせぬ存在だ。もとは先発だったこともあり、ロング救援もこなせる左腕。ピンチの場面でも淡々と自分のペースを貫く投球で信頼を高めている。 野手か投手か──。単純比較が難しいだけに予想も難しいところ。白熱の優勝争いが展開されるセ・リーグ。新人王争いの決め手が“Vへの貢献度”となっても不思議ではない。 【新人王資格】 初めて支配下登録されてから5年以内で、投手は前年までに通算30イニング以内、野手は同60打席以内の選手 ■セ・リーグの主な新人王候補 選手名/球団/位置/年数/今季の成績 ※年数は支配下登録年数 西舘勇陽/巨人/投手/1/27試1勝3敗19H1S、防御率4.23 船迫大雅/巨人/投手/2/45試4勝0敗20H0S、防御率2.12 黒原拓未/広島/投手/3/44試4勝2敗2H0S、防御率1.81 徳山壮磨/DeNA/投手/3/29試1勝1敗8H0S、防御率2.45 田中幹也/中日/内野手/2/107試66安2本22点4盗、打率.219 度会隆輝/DeNA/外野手/1/72試64安3本24点2盗、打率.258
週刊ベースボール