「名前覚えたからなと言われ、怖い思い」職員へのカスハラ対策で"苗字のみ名札" 宮城
東北放送
職員が住民などから受ける悪質な暴言や理不尽な要求などの迷惑行為「カスタマーハラスメント」への対策です。宮城県は6日、これまで「氏名」を表記していた県職員およそ7000人の名札を一新し、「苗字のみ」にしました。新しい名札では、日本語を母国語としない人でも読めるようローマ字の読み仮名も併記されています。 【写真を見る】「名前覚えたからなと言われ、怖い思い」職員へのカスハラ対策で"苗字のみ名札" 宮城 広報課職員: 「私自身は特に怖い思いをしたことはないんですけども、よく話はきくので安心かなと思います」 宮城県行政管理室 二藤部賢司主幹: 「威圧的な言動を受けて『名前覚えたからな』と言われた、怖い思いをしたとか、下の名前でチャン付けで呼ばれて不快な思いをしたといった経験をした職員がいた」 東北では秋田県や福島県ですでに苗字のみの名札を導入していて、2024年10月に宮城県の職員に実施したアンケートでは回答した職員のおよそ9割が「苗字のみ」への変更に肯定的だったということです。
東北放送