男子中学生1人が犠牲 南木曽町土石流から10年で献花式【長野】
中学生1人が死亡した南木曽町の土石流災害から10年です。 現場近くでは献花式が開かれました。 土石流が発生した川沿いには慰霊碑が建てられています。 発生から10年となった9日、町の職員などが花を手向けました。 ■南木曽町・向井裕明町長「この災害を教訓に、自然の脅威から逃れる。災害に遭わない術を身に付けられるよう努めていかなければなりません」 2014年7月9日の夕方、南木曽町の梨子沢で土石流が発生。家族4人が巻き込まれ、当時12歳の男子中学生が死亡しました。 台風と梅雨前線の影響で南木曽町付近では当時、猛烈な雨となっていました。 慰霊碑の周りの清掃をして、10年前の災害に思いをはせました。