「全員ショウヘイの味方だ!」ドジャース同僚が大谷翔平の悲痛会見の舞台裏を明かす「俺は彼を100%信じる」
赤裸々な告白に世間の関心が向いた。 現地3月25日、大谷翔平(ドジャース)が、専属通訳だった水原一平氏を巡る違法賭博スキャンダルに関する声明を発表した。 【動画】大谷翔平、騒動後初の肉声! 異例の会見での様子をチェック 球界屈指のスーパースターの約12分間に渡る真摯な回答は日米両球界のみならず、世界中を釘付けにした。「僕も話しかったので嬉しく思っている」と切り出した大谷は、騒動の時系列、そして自身の胸中などを告白した。 自らが「一番お世話になった」と語っていた“盟友”の前代未聞の行為に対するショックは想像に難くない。沈痛な表情を浮かべるも、真っ直ぐに前を向いて元通訳の騒動を自分の言葉で説明する大谷には、ドジャースのチームメイトからも擁護とサポートの声が上がった。 この日に行われたエンゼルスとのオープン戦後に、米専門サイト『Dodger Blue』などの取材に応じたドジャースの主砲マックス・マンシーは、大谷がナイン一人ひとりに対して騒動について説明したと告白。そのうえで「俺たちチームは全員がショウヘイの味方だ」と断言。さらに、「俺は彼を100%信じるし、彼をサポートする」と力強く後押しを宣言した。 また、指揮官も大谷に対するサポートを誓っている。エンゼルス戦後に記者会見に臨んだデーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイはとても正直だったと思う」と記者会見の印象を語り、「何が起こったのか、彼の見解を述べた。彼が何を知っていて、何を知らなかったのかということに関しては、多くの質問に答えてくれた」と振り返っている。 「我々は全員がショウヘイを見守って、寄り添おうとしていたと思う。彼が自分の考えを整理して、正直に、率直に、とても傷つきやすかったことを話してくれたことは、本当に大きかったと思う。私は聞きたいこと全てを聞くことができたし、選手たちも同じ気持ちだと思う」 今後は捜査の進展による真相解明を待つほかにない。そうしたなかで、大谷のグラウンド上でのパフォーマンスがどこまで上がるかに注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]