Xとインスタ、どっちを利用するかで趣味がわかる! 両者の違い&共通点とは...調査担当者に聞く
よく使っているSNSによって趣味が違うことが、NTTドコモの研究機関、モバイル社会研究所(東京都千代田区)が2024年11月18日に発表した「【ライフスタイル】趣味別のSNS利用頻度」という調査でわかった。 (調査結果)趣味別でみた場合のXの利用頻度 Xの利用者は「音楽・コンサート・ライブ」、Instagramの利用者は「写真・動画撮影」が好きというのだが、あなたは思い当たるふしはあるだろうか ■X派は「ゲーム」「インターネット」、Instagram派は「写真や動画撮影」「料理・菓子作り」 モバイル社会研究所の調査(2023年11月)は、全国の15~59歳男女3936人が対象だ。SNSの中でもXとInstagramを中心に、その利用者の趣味とXとのInstagram利用頻度に関係があるかを聞いた。 ただし、あくまで各趣味をもつユーザーのSNSの利用頻度の集計であり、その趣味に限定して利用しているかを聞いた調査ではない。 まず、Xの利用頻度を趣味別に比較すると、趣味が「音楽・コンサート・ライブ」「ゲーム」「インターネット」の人で利用頻度が高かった。一方で、利用頻度が低いのは「旅行・グルメ」「料理・菓子作り」「DIY・手芸・陶芸・絵画等の制作」が趣味の人だった【図表1】。 次に、Instagramの利用頻度を趣味別に比較すると、趣味が「写真や動画撮影」「音楽・コンサート・ライブ」「料理・菓子作り」の人で利用頻度が高かった。逆に利用頻度が低いのは「ゲーム」「読書・マンガ」「インターネット」が趣味の人だった【図表2】。 こうした結果を踏まえ、各趣味別のXとInstagramを1日に2回以上利用する割合の相関関係を示したグラフが【図表3】。 これを見ると、赤色で表した「写真や動画撮影」「料理・菓子作り」「旅行・グルメ」ではInstagramの割合がXより高く、黒色で表した「インターネット」「読書・マンガ」「ゲーム」ではXの割合がInstagramより高い。 一方、青色で表した「音楽・コンサート・ライブ」「スポーツ、トレーニング」などは、両者の割合が同程度という結果が出た。