東野幸治、『行列』『ワイドナ』終了報道に言及「黙ってるわけにはいかない」「賃貸物件みたいな」
『東野幸治のホンモノラジオ』で心境吐露
タレントの東野幸治が13日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。レギュラーを務める日本テレビ系『行列のできる相談所』、フジテレビ系『ワイドナショー』の終了報道に言及した。 【写真】「これは美味しそう」「気遣いが凄い」 “衝撃”東野幸治が怯えるほどの中居正広の差し入れ弁当 「世の中、1分1秒先、何が起こるかわかんないですから」と切り出し、「ことごとく自分の指と指の狭間から仕事がこぼれて落ちてきてるから」と発言。共演の桂三度こと渡辺あつむは「その話をするのか」と反応した。 東野は「ネットニュースになってるっていうのは知ってるじゃないですか」と口にしつつ、「でも吉本(興業)の人とかいろんな方から“正式発表ではないです”みたいなことを言われてる中で、“吉本さん、ちょっと待ってください”と。(『行列』は)23年、(島田)紳助さんが引退されて13年やってて。昨日(12日)朝見たらネットニュースになってて。“ええ?”ってなって、もぞもぞするじゃない」と報道を見た心境を告白。 「記事読んでると“そういうことが発表だ。3月で終わりだ”みたいになってるんですよ。でも、日本テレビさんはまだうんともすんとも言ってないんですよ。でも、お口を動かしてお金いただく仕事させてもうてて、なかなか黙ってるわけにはいかないじゃないですか」と見解を示し、「『行列』の案件も、『ワイドナショー』の案件も、人差し指と中指の間からツルンってプルルンゼリーみたいに落ちて行って。両手でプルルンゼリー8つぐらい持ってたんですよ。つい3日前まで。ほんなら2つぐらいのゼリーが落ちて行って“あららら”って。上もフラフラになってるから、(落ちた)プルルンゼリーは取れないんですよ」と番組をゼリーに例えた。 「『THE MC3』(TBS)、『この世界は1ダフル』(フジ)、『ちゃちゃ入れマンデー』(関西テレビ)のプルルンが(手から)落ちるから、足のところに“行列プルルン”と“ワイドナプルルン”があるけど取れない。横に犬のうんこあるから」と表現。「オレの“行列プルルン”なんて23年モンやで。歴史あるプルルンで。“ワイドナプルルン”は10年ものですから、オレの持ち方が悪かったんやろうな」と番組への愛着も示した。 「『行列』っていうのはもう23年やってて、何かオレがしたわけでもなく“ザ・芸能界”のど真ん中の番組にどんどん大きく(なった)。紳助さんの力、スタッフの優秀な力と時代と合って。ど真ん中のゲストも来るし、絶対しゃべられへんような人ともしゃべれるし。得しかないようないい番組に巡り合えて」と思いを明かすと、「もともとは“紳助さんの行列”やから、何となく分譲マンションじゃなくて賃貸物件に住んでるような感じだから。“いずれは大家さんに(カギを)返さなあかんな”みたいなときに丁度、“大家さんに契約も満期になったんで返すときが来たかな”みたいな感じで」と思いを明かした。 『ワイドナショー』についても「松本(人志)さんは当時よく“東野の番組や”って言ってましたけど。当時フジテレビでオレの番組なんか始まるような知り合いも全くおれへん中、松本さんがああいう番組をやりたいって言って始まって。呼ばれて行ってやっていくうちに、(松本の出演が)毎週が隔週になって。隔週から“卒業して違う番組に”みたいな流れがあって」と説明。 「(その後は)今田(耕司)さんや(ロンブー)淳が来ながらやっていく中で、時代とともになんとなく任務終わり。普段取材される方が意見を言うようなワイドショーの時代が始まって、似たような番組が始まったけど、1個ずつ終わって行って、最後始まった番組が終わって行くっていう時代の流れになったんかなっていうとこで。これも賃貸マンション物件やから、満期になったんでお返しするっていう感じが一番適切な表現なんかなって思います」とした。 東野は「ただ僕には両手の手のひらにプルルンゼリーが残ってますから。何とか隙間から落ちないようにやっていきたいなって思いますけど」と熱弁する一方で、全国各地の関係者に「2個プルルン置けますんで、何やったら置きに来たらどないでっか」と貪欲に呼びかけた。また、渡辺が「あれはどうなるんですか? 『24時間テレビ』終わりのマラソンの人(ランナー)を迎えるプルルンは?」と質問すると、東野は「えぐいね」などと慌てつつ「素人みたいなこと言わしてもらいます。ノーコメントです」と笑いながら意味深に返した。
ENCOUNT編集部