マライア・キャリー、「恋人たちのクリスマス」25周年記念MVのダンス・シーンは“チャレンジング”だったと振り返る
ホリデー・シーズンが目前に迫る中、Vevoの『フットノーツ』シリーズの最新エピソードで、マライア・キャリーの「All I Want for Christmas (Make My Wish Come True Edition)」のミュージック・ビデオが取り上げられた。 現地時間2024年12月6日に公開されたこのエピソードでは、2019年にリリースされたMVの横に表示されるメッセージで、マライアがそのクリエイティブな方向性と撮影の思い出について語っている。彼女は、「私たちはオリジナルのものとは違うけれど、とても楽しいビデオを作りたかった。コンセプトは、とても華やかで、バスビー・バークレーの映画のようなスタイルにすることでした」と綴っている。 マライアは、“女性ダンサーたちと連携し、彼女たちとどうやって溶け込むかを考えること”が、撮影で最も“チャレンジング”な部分だったと付け加えた。「私はダンスが得意ではないけれど、うまくいったと思います」と彼女は書いている。 ジョセフ・カーン監督による「All I Want for Christmas Is You (Make My Wish Come True Edition)」のMVは、この楽曲の25周年を記念して2019年に公開された。ホリデー・シーズンの彼女のトレードマークとなったジャンプスーツを身にまとったマライアが、デパートのウィンドウ・ディスプレイの一部として登場し、その後映像は白いウィンター・ワンダーランドに切り替わる。そこではペパーミント・キャンディ色の衣装やくるみ割り人形の衣装を身にまとったダンサーたちがマライアの周りでくるくると踊る。 オリジナルの「恋人たちのクリスマス」のMVは居心地の良いホーム・ビデオのスタイルで撮影されたもので、記念版はより華やかで派手な仕上がりとなっている。「Make My Wish Come True」版で逆の方向性を選んだことについてカーン監督は、「目指したのは、これまで作られるべきだったのに作られてこなかった決定版のクリスマス・ミュージック・ビデオを作ることでした」と綴っている。 「恋人たちのクリスマス」は、12月7日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100"でTOP10に再浮上した(10位)。この大ヒット曲は、1994年のリリース以来、合計で14週1位を獲得している。 マライアは現在、11月初旬に開幕した2024年のホリデー・ツアーを終えようとしている。この限定ツアーは12月17日にニューヨーク・ブルックリンでの公演で終了する。