テリロジー、アイティーエムと連携し「TippingPoint-IPS」のマネージドセキュリティサービスを提供
株式会社テリロジーは25日、グループ会社のアイティーエム株式会社と、トレンドマイクロのIPS(侵入防御システム)製品「TippingPoint-IPS」のマネージドセキュリティサービスを共創し、提供開始したと発表した。 TippingPoint-IPSは、トレンドマイクロが提供しているIPS製品で、高い脆弱性発見率を持つほか、ネットワークレベルで脆弱性に対処する「仮想パッチ」機能により、ゼロデイやサポート終了OSへの攻撃対策にも有効だという。 今回提供するマネージドセキュリティサービスは、アイティーエムがMSPサービスで培った24時間365日の運用オペレーションの専門知識と、テリロジーがTippingPoint-IPSを2005年から国内で販売してきた実績、技術的知見を生かし、運用負担を軽減しながら効率的でタイムリーな脆弱性対策を実現できる点が特徴。 アイティーエムと連携し、セキュリティアナリストが24時間365日の監視・分析を行うことで、重要なアラートの監視・対応を利用企業に代わって行うという。また、フィルターチューニングや設定変更、アプライアンス機器の障害対応やOSのバージョンアップを包括的に実施するほか、月次レポートや報告会を通じ、運用状況とセキュリティ対策の現状を可視化するとした。 さらに、仮想パッチ機能を活用し、ゼロデイ攻撃やサポート終了OSを標的とした攻撃を効果的に防御できるように支援するとのこと。
クラウド Watch,石井 一志