<全修。>MAPPAのオリジナルテレビアニメ 天才新人アニメ監督が大好きだったアニメの世界へ!? 追加キャストに朴ロ美、石見舞菜香
「呪術廻戦」「チェンソーマン」などで知られるMAPPAのオリジナルテレビアニメ「全修。」が、2025年1月5日からテレビ東京系ほかで放送されることが分かった。同作の主人公は、天才新人アニメ監督の広瀬ナツ子で、公開されたメインPVには、アニメスタジオで突然倒れたナツ子が、大好きだったアニメ「滅びゆく物語」の世界で目を覚ますシーンが描かれている。鉛筆などを手にしたナツ子が描かれたキービジュアルも公開された。 【写真特集】行き詰まったアニメ監督がアニメの世界に!? 衝撃作「全修。」 ビジュアルを一挙に
バンド「BAND-MAID」がオープニングテーマ「Zen」、歌手のSouさんがエンディングテーマ「ただ、君のままで」をそれぞれ担当することも発表された。追加キャストとして、ジャスティス役に朴ロ美さん、デステニー・ハートウォーミング役の石見舞菜香さんが出演することも分かった。
「BAND-MAID」のSAIKIさんは「疾走感のある楽曲が多いBAND-MAIDですが、今作の“Zen”では『描く』というコンセプトから、よりストーリー性を感じる曲にしたいと思い楽器陣がテクニカルに走りすぎることなく、メロディーを重視してどっしりとした構えで音を紡いでいます。この曲が、聴いてくださる皆さまそれぞれの心にどう描かれるのかとても楽しみです。ゆっくりと味わいながら、一緒に堪能しましょう」とコメント。
Souさんは「『ただ、君のままで』はエンディングテーマですが、疾走感のある壮大で力強いサビと、畳みかけるように目まぐるしく展開されていくドラマチックな楽曲となっています。ナツ子へ向けたエールにもなっているので歌詞にも注目しながらぜひ聴いてほしいです」と話している。
タイトル「全修。」は、「全て修正する・オールリテーク」という意味のアニメ用語。高校卒業後にアニメーターとなり、才能を開花させてあっという間に監督デビューを果たした広瀬ナツ子が主人公で、ナツ子の初監督作品は社会現象になるほどの大ヒットを記録し、次回作は初恋をテーマにした劇場ラブコメ作品に決定するも、人を好きになったことがないナツ子はコンテが描けなくなり、行き詰まることになる。ある日、ナツ子はコンテ作業中に意識を失い、目が覚めるとそこは、子供の頃に夢中になったアニメ「滅びゆく物語」の世界だった……という展開。