【台風情報】一時 “猛烈な勢力” 台風18号 「富士山より高い山々」連なる台湾直撃で急速に衰退へ “九州とほぼ同じ面積” 地形の影響大きく金曜には熱帯低気圧に アメリカ・ヨーロッパ海外予想モデル比較 日本に影響は【8日まで雨・風シミュレーション】
台風18号は台湾を直撃する予想ですが、最大風速をみると上陸前はかなり強い勢力ですが、台湾上陸後は急速に弱まる予想となっています。 ちなみにアメリカ海軍の最大風速はノット表示です(1ノット=約0.514m/s)。ただアメリカ海軍と気象庁では最大風速の定義が異なるため、気象庁の最大風速と単純に比べることはできません。(アメリカ海軍(1分平均風速)の方が、気象庁(10分平均風速)よりも大きな値となります) アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁はアンサンブル予報の結果について発表しています。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 台風18号は台湾付近で動きがゆっくりとなったあと勢力は弱まる予想です。一部のデータには南シナ海方面に向かって南西へ進む可能性も示されています。 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパの予想も台湾付近にとどまってから急速に勢力が弱くなる可能性を示しています。日本への直接的な影響はかなり小さくなりましたが、台湾への大きな影響はかなり懸念されます。 ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください。
中国放送