単独ワーストの３点を提示

三笘を手荒なファウルで止め、退場となったヤング（左）。(C)Getty Images

　現地８月17日に開催されたプレミアリーグの開幕節で、ブライトンはエバートンと敵地で対戦。三笘薫が26分に先制点を奪った後、56分にダニー・ウェルベック、86分にシモン・アディングラが追加点を挙げ、３－０で快勝した。 【動画】三笘を止められず！39歳の元イングランド代表が一発レッド 　プレミアリーグ史上最年少、31歳のファビアン・ハーツラーを新監督に迎えたブライトンは、最高のスタートを切った。一方で、ショーン・ダイチ体制３季目のエバートンにとっては、出鼻をくじかれる結果となった。 　厳しい現実を前に、多くのサポーターがタイムアップを待たずしてグディソン・パークを後にしたなか、特に批判を浴びているのが、三笘とマッチアップした右SBのアシュリー・ヤングだ。 　０－２で迎えた66分、自陣でトラップが大きくなったところを日本代表アタッカーにかっさらわれると、たまらず手荒なファウルでストップ。決定機阻止でレッドカードを食らってしまった。 　地元メディア『Liverpool Echo』は「アシュリー・ヤングが悪夢にうなされ、より多くの選手が苦しんだ」と題した採点記事で、ヤングに単独ワーストの３点を提示。次のような厳しい評価を寄せている。 「エバートン史上最年長のフィールドプレーヤーにとって、またしても悪夢のような右サイドバックでのプレーだった。ブライトンの左ウイング、カオル・ミトマがノーマークで先制点を挙げた時、彼の姿はどこにもなかった。さらに、アウェーチームが２－０でリードしてからは日本代表を倒し、退場となった」 　イングランド代表での経験も豊富な39歳は、手本を示すべき存在にもかかわらず、反面教師となってしまった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部