孫が5人います。まだ小さいのでお年玉は少額ですが、最大どれくらいの金額を用意したらいいかと考えると怖いです…
年末年始の関心事として、お孫さんへのお年玉があります。近年はお年玉だけではなく、お盆にお金を渡す「お盆玉」というイベントも見られますが、いずれも祖父母の負担は大きいでしょう。 少子高齢化や核家族化が進み、祖父母に会う機会が激減したからこそ「せっかく会えるのだから少しでもしてあげられることを」と考えて、お金を持たせる方が多くいます。 しかし、お孫さんの数が多いと、渡す金額も増えるため「いくら用意すればいいのか」と、不安を抱えることもあるでしょう。今回はお孫さんが5人いる場合を想定して、かかる最大金額を計算してみました。
孫全員に1万円ずつお年玉を渡す場合必要な費用は5万円
お孫さんが小さい間のお年玉は、1000円や3000円程度で済みますが、高校生や大学生になると、1万円程度は必要でしょう。その場合は、年末年始に5万円を準備しておかなければいけません。 リーディングテック株式会社が実施した「お年玉実態調査2020」によると、お年玉を渡している人のうち40%が、高校生以上に対しては「1万円以上を渡すべき」というアンケート結果がでています。 なお、同アンケートに回答した方のなかで「年齢によりお年玉に差をつけている人」は、全体の79%というデータも見られるため、やはりお孫さんの年齢が上がるにつれて、金額も上がることが分かりました。 しかし、5人分で5万円もの出費となると、懐がさみしくなる点が悩みどころです。次のパートでは、お年玉費用の捻出方法を考えていきましょう。
お年玉費用の捻出方法
最大5万円かかるお年玉の費用ですが、年末年始に急にまとめて用意することは難しいでしょう。ここでは、お年玉の捻出方法におけるアイデアを2点紹介します。 ■毎月コツコツ貯金する 一つ目は、毎月少しずつ貯金する方法です。例えば、1月にお年玉を渡すことを想定して、毎月5000円ずつ貯金していきます。すると、1年間で6万円の貯金ができるため、年末年始にまとまった出費が発生することを抑えられます。年末年始は、お年玉以外にもさまざまな出費がかさむため、少しずつ貯金すると無理なく渡せます。 ■お年玉のためにスポットで働く お年玉の費用を捻出する方法として、派遣や期間限定のアルバイトで働く方法もあります。例えば、道路交通調査のアルバイトを数日行ってみたり、派遣でイベントスタッフをやってみたりする方法が考えられます。無理なく働ける仕事で資金を確保することも選択肢といえるでしょう。