「夢と希望をもって出港します」いざ大海原へ!高知海洋高校の生徒が2カ月間の《航海実習》
高知さんさんテレビ
夢と希望を胸に若人たちが大航海へ。高知海洋高校の生徒が5日、太平洋での2カ月間の国際航海実習に出発しました。 代表生徒 岩里颯真さん 「約60日間の航海に向け夢と希望を持って出港します」 高知海洋高校は毎年2回、国際航海実習を行っていて、今回は海洋学科機関コースなどの生徒13人が実習船・海援丸に乗り込みます。 航海へ出る生徒 「緊張しかないです。初めてのことばかりなので緊張でいっぱいですね」 航海へ出る生徒 Q「昔から海好きなんですか?」 「はい、大好きです。未知の生物がいそうでやっぱワクワクしますね。航海でマグロ取るんで。やっぱ大漁今までない以上に取っていきたいですね」 5日は保護者らが大勢見送りに来ていました。 息子が航海へ出発 「とりあえずは健康で元気に帰って来てくれるのが一番ですね。全く初めてですので家離れて2カ月っていうのも生活の面でも心配ですし心配だらけです」 見送りに来た生徒 「事故とかなく美味しいマグロ釣ってきてほしいです」 高知港の岸壁で出発式が行われ、実りのある航海になるよう校長らが激励しました。航海実習ではマグロのはえ縄漁や海水温や水深を測る海洋観測などを行います。向かう漁場は日本からおよそ4000キロ離れた太平洋のど真ん中。海援丸が向かう先には台風に発達しそうな熱帯低気圧が複数あり、天候によっては航路を大きく変更する可能性もあるということです。 例年ハワイに向かう航路ですが、今年(2024年)は物価高騰の影響などから台湾や沖縄に寄港するコースになりました。2カ月間での航行距離は1万キロに及ぶ大航海。 川村和久アナウンサー: 「今2か月間の航海に向け船が出発して行きました。生徒たちもすがすがしい笑顔です。行ってらっしゃい」 生徒: 「バイバイ」 孫が航海へ出発: 「心配ではありますけど成長してたくましくなって帰って来ることを願っています」 Q「どうですか見送った瞬間は?」 「もうね、涙が出てきて。なんか寂しいです」 土佐海援丸は10月31日に高知に帰って来る予定です。
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