<全員野球・センバツ23・社>支える人 /兵庫
◇良い振る舞い大切 社の高原大輝部長(34)は2016年に赴任。遠征の宿泊やバスの手配などのほか、選手に技術指導もしている。高校時代は右翼手で、外野手の指導には特に熱が入る。「野球はもちろん、応援してくれる人に良い立ち居振る舞いを見せてほしい」と期待する。 ◇母校での指導光栄 社野球部OBの高橋侑弘副部長(31)は保健体育科の教諭。「母校で指導ができるのは光栄」と喜び、選手たちと野球の技術について語り合うことを楽しんでいる。「センバツに向けてチームは一丸となってきた。粘り強く戦ってほしい」と願う。 ◇いつもの力出して 水野淳副部長(52)は2004年に社がセンバツ初出場を果たした時も、副部長としてチームを支えていた。「社が他校の目標となるようなチームに成長した」と感慨深い。「平常心を持って普段の力を出してほしい」と選手たちにエールを送る。 ◇対戦校研究に奔走 吉田慎一コーチ(56)は理学療法士。体のケアを行うトレーナーからコーチとなった。対戦校のリサーチにも奔走し、「社の野球についての理解度はトップレベル」と評価する。「一つでも多くのことを選手たちに伝えていきたい」と話す。【喜田奈那】 ◇ 18日に開幕するセンバツに出場する県勢の社と報徳学園。チームを支える指導者やマネジャーたちを紹介する。 〔神戸版〕