監督も実感 三菱自動車岡崎、夏の悔しさで一皮 野球・日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第2日の30日、京セラドーム大阪で1回戦があり、三菱自動車岡崎が東京ガスに4―2で勝ち、2大会連続で2回戦に進んだ。三菱自動車岡崎・梶山義彦監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【熱戦を写真で】三菱自動車岡崎VS東京ガス ◇「以前だったら…」 いい試合だった。先発の秋山(翔)がしっかり投げて、失策もなく、打線は要所でタイムリーが出た。下位打線が好機をたくさん作って勝てたのは大きい。 今日も守って、競って、僅差で勝機を待つしかないという戦いをイメージしていた。そういう展開だと細かいミスが試合を決めることになる。今日は相手の方がフライを取りそこねるなどミスをしていたが、うちは自分たちの野球がきちんとできたと思う。 (都市対抗の初戦でコールド負けしてから)特別なことはしていないけど、選手たちが一番悔しがっていた。終わってすぐにJABA長野大会に出て、たまたま(都市対抗で負けた相手の)NTT西日本と対戦した。選手たちが必死に頑張って勝ってくれたのはすごいうれしかったし、チームにとっても大きかったと思う。 以前だったら今日のような競っている展開だったらひっくり返されたり、追いつかれたりしたと思うが、みんな精神的にちょっとたくましくなってきていると感じた。