『Hey!Say!JUMP』髙木雄也、ミュージカル初単独主演「とにかくがむしゃらに向き合う」 来春開幕『アメリカン・サイコ』
アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の髙木雄也(34)が来春上演の日本初演ミュージカル「アメリカン・サイコ」で主演を務めることが30日、分かった。ミュージカル出演は2021年の「ブロードウェイと銃弾」以来で、単独主演は初めて。東京公演は来年3月30日~4月13日に新国立劇場・中劇場で行われる。 原作は1991年出版の小説。80年代末の物欲にまみれたウォール街を舞台として、痛烈な社会風刺と皮肉を前面に押し出したブラックコメディー。2000年に映画化、13年にロンドンでミュージカル化され、16年にはブロードウェーにも進出した。 日本版で演出を手がける河原雅彦さんは「これほど『アメリカン』なステージを僕は知らない」とコメント。キャスト陣には「マッチョ&美ボディー」指令を通達したことを明かし、「なにせ『ビジュアルが全て』とうたっているので」と説明した。 髙木演じる主人公のパトリックは投資会社のビジネスマン。周囲のエリートたちときらびやかながら閉ざされたコミュニティーで生きつつ、夜には猟奇的連続殺人犯に変身するという裏の顔を持つ”危険”な役だ。 2度目のミュージカル出演となる髙木は「1回目のチャレンジをしたときに散々、ミュージカルの難しさを心も体も痛感したはずなのに、またチャレンジしようと思った自分はドMなのかと思いました!」とおどけた。 約4年ぶりとなる再挑戦は、初の単独主演。「せっかくいただいたチャンス」と意気込み、「とにかくがむしゃらにこの『アメリカン・サイコ』という作品に向き合ってみて、最後のミュージカルになるか、また次につなげようという気持ちになるか…(笑) 最後のミュージカルになるかもしれないので(笑)、皆さんぜひ見に来てください!」と呼びかけた。 東京公演に続き、4月19~21日は大阪・森ノ宮ピロティホール、同26日はJ:COM北九州芸術劇場 大ホール、同30日は広島・JMSアステールプラザ 大ホールで上演される。
中日スポーツ