この問題に怒ってる老害オジって、実家パーカ工場ですか? 40歳過ぎたパーカ着用オジサンの生きる道とは?
無印良品の商品名は「パーカー」で統一されており、ユニクロのアイテム表記は「パーカ」
作家の妹尾ユウカ女史によるYouTubeでの発言『40近くになってパーカーとか着てるオジサンって結構おかしいと思うんですよ(原文ママ)』が、クリスマスに向けて七面鳥を仕込んでいる精肉店ぐらい炎上していますが、これを単なるエイジ ハラスメントと捕らえるのではなく、年齢を重ねている訳なんだから、パーカを上手く着こなして魅せるのがイケオジ腕の見せ所。 【動画】パーカ好きオジサン必見!これさえ押さえれば安心なパーカ着こなしとは?
すぐムキになって『コミュニティガイドライン違反として通報しました』と鬼の首を取ったかのようにコメントするような、ナンセンスでウツワの小さい男はフォルツァ読者にはいないと思いますが、そんなことしたら余計に女性陣から総スカン喰らうのは気付けないとダメ。 逆境はチャンスだということも、その歳にもなって理解していないなんて僕、僕 笑っちゃいます。 そこで今回、ファッションサイトらしく、いかにしてスタイリングするかに焦点を当てたいと思います。
ディベートで例えるならば、“それでも着たい”派。そんな、パーカ推進派の最初の発言として不適切かもしれませんが、所謂フーディはドレスではなくカジュアルに分類され、加えて、襟付きでないこともありビジカジやオフィスカジュアルでもNGとされている超ラフなアイテム。 RPGゲームの防具で言えば、最初の街で売ってる初期装備レベルというのが本音です。
また、治安の良い日本ではあまりイメージが沸かないとは思いますが、フーディは顔を隠すことができるため、公共の場でフードを被ることは“身元を意図的に隠している”とも受け取られてしまう恐れがあり、図らずともダーティなイメージを内包している悲しき洋服なんです。
だから、ビジネスシーンでの着用なんかは不向き。 ただ、トップスに配置するだけでスタイリングが完成する手頃で楽チンなアイテムということには変わりないので、オジサンがパーカを着られる唯一のフィールドとして ――消去法にはなってしまいますが―― ワンマイルウェアとしての提案をしたいと思います。