里地での目撃減少 「ツキノワグマ出没警報」11月14日で解除 今年の人身被害は13人 山に入る際は引き続き注意を
長野県は5つの地域に出していた「ツキノワグマ出没警報」を11月14日で解除しました。 「出没警報」は、9月に県内で人身被害が相次いだことから、佐久・上伊那・木曽・北アルプス・北信の5地域に発出していました。 県内の里地での目撃件数は、6月から毎月200~300件を超えていましたが、先月は66件と大幅に減っています。 ただ、11月も野沢温泉村で男性がクマの親子と遭遇して引っかかれる被害があり、今年の人身被害は13人になりました。 まだ冬眠前のエサを食べる時期で、山では鈴のような音の出るものを持ち歩くなど引き続き注意が必要です。
長野放送