イノシシ猟の男性が熊に襲われけが、山口県が今年度3回目の「クマ出没警報」発令…熊は猟仲間が射殺
山口県岩国市の山中で3日、イノシシ猟をしていた50歳代男性が熊に襲われたことを受け、県は同日、今年度3回目となる「クマ出没警報」を発令し、4日、同市役所で緊急対策会議を開いた。 【写真】山口県内でのクマの目撃情報が記された地図
県自然保護課によると、会議には市や猟友会の関係者らが出席。現場一帯の住民に対する注意喚起の方法などを協議した。 県警岩国署の発表によると、男性は3日午後、体長約1・3メートルの熊に鼻付近を引っかかれるなどしてけがを負った。熊はその後、男性の仲間が猟銃で射殺した。
熊の目撃件数は2022年度の254件から、23年度444件、今年度(11月1日現在)674件と急増している。