「あぁいう結果を残したい」大暴れの予感が漂う根田空史!同期同県の岩本俊介の活躍に刺激/武雄競輪G3
武雄競輪「開設74周年記念・能登支援・万協大楠賞争奪戦(G3)」は11日、初日を迎える。10Rの一次予選に出走する根田空史(35歳・千葉=94期)に話を聞いた。 ダービーは二次予選敗退に終わった根田空史。それでも4走のうち3度、最終バックを奪う走りを見せた。 「ちょっといわき平は先行にとって厳しいバンクコンディションだった。風ですかね。重かった。その中でも自分なりに動けて、それなりに走れたと思う。もう少し残れればもっと良かったんだろうけど、コンディションを考えると悪くはなかったかな。武雄も直線が長いけど、平みたいな重さはない。今回の方が走れると思います」 初日は地元のタイトルホルダー成田和也を背にして2着に逃げ粘った。初日に逃げの決まり手で2着までに絡んだのは根田1人。先行受難のコンディションの中、積極策で存在感を示した。 それ以上に目立っていたのが根田と同期同県の岩本俊介だった。G1初の決勝進出を果たすと、単騎の決勝戦も大外を迫っての準優勝。 「来る前も岩本さんと、いい刺激を貰いながらバンクで一緒に練習しました。岩本さんは40歳。35歳の僕はあと5年ありますね。5年以内にあぁいう結果を残したい」 身近な存在がダービーで大活躍。"次は自分も"とならないはずがない。苦しいバンクコンディションに立ち向かった根田に大暴れの予感が漂う。(netkeirin特派員)