「カッコ良くて速い」性能も価格も破格すぎるメイドインUSAのスーパーカー、マイナーチェンジでさらに最強モデルへ
高性能バージョン「Z06」も同時リリース
無印コルベットがOHVエンジンを搭載するのと異なり、高性能バージョンの「シボレー コルベット Z06」は、DOHC化された5.5リッターV型8気筒(LT6)を採用。最高出力646ps/最大トルク623Nmを発揮し、0-97km/h加速は2.6秒を誇る。 これまで期間限定予約のみだったZ06は、2025年モデルで通年受注を開始した。さらにボディカラーは無印同様に全8色から選択可能とし、インテリアカラーもこれまで1色のみだったのを改め、3LTクーペやコンバーチブルと同じ全6色から選べるようになった。 またオプション装備では、ブレンボ製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ」と、コルベット史上最高のダウンフォースを生み出す「Z07 パフォーマンスパッケージ」、バネ下重量のさらなる軽量化を達成する「ビジブルカーボンファイバーホイール」を用意。 エンジンルーム内には「LT6 レッドエンジンインテーク」を与えてレーシーさを際立たせ、さらにドアミラーカバーに「カーボンフラッシュメタリック」を新たに標準装備するなど、動力パフォーマンスにふさわしい装いが与えられている。 ◆強力なダウンフォースを発生する「Z07 パフォーマンスパッケージ」をオプション設定し、レーシーなイメージを助長するエンジンルーム内の「LT6 レッドエンジンインテーク」とドアミラーカバーの「カーボンフラッシュメタリック」は標準装備する。 ◆専用のオレンジカラーが印象深い「ブレンボ製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ」と、軽量性能を突き詰めた「ビジブルカーボンファイバーホイール」をオプションで用意。サーキットユースでは大きな武器になるだろう。
パフォーマンスを考えればバーゲンプライス、 お値段は1420万円~
ライバルたちに比べれば、1000万円半ばから選択可能なコルベットは十分お買い得。スタイルもスーパーカーの方程式に則っているし、押しの強さもあるから、所有欲を満足させられるのは間違いないところ。 サーキットユースを考えればトップモデルのZ06を選びたいが、フルオプションを与えると3,000万円を超えてライバルたちと変わらなくなるため、購入前には熟慮を重ねてしっかり試乗することをオススメする。 ■車両価格 シボレー コルベット 2LT クーペ:1420万円 シボレー コルベット 3LT クーペ:1695万円 シボレー コルベット コンバーチブル:1845万円 シボレー コルベット Z06 3LZクーペ:2580万円 ●オプション ・(2LTクーペ)フロントリフトハイトアジャスター:40万円 ・(Z06)ブレンボ製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ:190万円 ・(Z06)Z07 パフォーマンスパッケージ:100万円 ・(Z06)ビジブルカーボンファイバーホイール:265万円
────────── ●文:月刊自家用車編集部 ※写真には海外仕様を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
月刊自家用車編集部