衆議院が解散し、総選挙が来週１５日公示、２７日投開票で 行われることが決まりました。 選挙モードに突入する県内の政党組織に今回の解散に名前を付けるとしたら 「なに解散」か？聞きました。 午後４時過ぎ、衆議院が解散しました。 総選挙の公示は１５日ですが、各党はすでに、事実上の選挙戦に突入しています。 石破内閣が誕生してからわずか８日。 自民党県連はこの解散をなんと名づけるのか？ ＝自民党県連・友田有幹事長＝ 「過去に起こった事を払拭しなくちゃいけないのもありますが やはりこれからの日本がどこに向かっていくのかという事をしっかり訴えていただいて 選挙戦を戦っていただきたいと思っています。 わたしどもがネーミングするという事は考えていません」 自民党と連立を組む公明党は…。 ＝公明党県本部・曽田聡幹事長＝ 「政局の変わり目解散。もう少し時間が欲しかったのが本音でございますけれど 短いなら短いなりで団結し合って（連携を）密に取りながら戦いに臨んでまいりたい」 政権交代を目指す立憲民主党は…。 ＝立憲民主党県連・小田村克彦代表＝ 「裏金ごまかし解散だなというふうに思っているんですが、 政治不信を打開すべく政治とカネの問題についてけじめをつけるべく 解散総選挙に向かっていくという事になると思います」 日本維新の会の県内組織は 石破総理が示していた「国民に判断材料を示してから解散する」という方針を 変えたことで「政治に対して失望した国民がいるのではないか」と指摘したうえで 「だましうち解散」と名づけました。 共産党は石破総理の早期解散を批判しています。 ＝共産党県委員会・吉田貞好委員長＝ 「論戦回避党利党略の逃げ切り解散と、 国民のみなさんと共に政治を変えようとそういう事をしっかり訴えて頑張っていきたい。 いま国民のみなさんがあきれかえっている」 国民民主党は誰のための解散総選挙なのか疑問を呈します。 ＝国民民主党県連・大内一也代表＝ 「党利党略解散ですよね、自民党のための解散。 能登の状況を考えても補正予算を組むべきだと訴えておりますけど、 それを無視するということで本当に国民のための選挙なのかなというのが 大変疑問であります」 社民党もこの解散に怒りをあらわにしています。 ＝社民党県連合・佐々木明美代表＝ 「石破総理の変節解散と言いたいですね。 国民に選択肢を示さないだけの早期解散一体何様と思っているんでしょうか、 頭にきますね」