【日本ハム】逆転負けで首位と5ゲーム差に、先発の加藤貴之が6回に降板
◆パ・リーグ ロッテ6―4日本ハム(18日・ZOZO 日本ハムは初回に先取した4点を守れず逆転負け。22年7月以来の6連勝を逃し、ロッテ戦の連勝も7でストップ。首位ソフトバンクとのゲーム差は5に広がった。 連勝の勢いそのままに、初回から5本の長短打で4点を奪う好スタート。しかし、先発の加藤貴之投手(31)が守りのリズムをつくれなかった。初回に岡の打球を左足に当てるアクシデント。「影響はなかった」と、無死一、二塁のピンチはしのいだが、2回に田村の犠飛、5回には岡の適時二塁打で1点ずつを失った。 「(相手に傾き始めた)流れを止められなかった」という左腕。6回、先頭の石川慎にソロを浴びて1点差とされ、続く友杉を打ち取ったところで2番手のロドリゲスにマウンドを譲った。5回1/3、80球で今季3勝目の権利を残しての降板。しかし、ロドリゲスが4本の安打を浴びて逆転を許し、自身とチームの白星は消えた。 試合後、新庄監督は6回の継投を「(加藤貴が)つかまるかなってところで(代えた)。もう1回、ゼロでいってくれると信じて出したけど、あの(石川慎の)一発が痛かったね」と振り返った。 指揮官が望んだ「あと1回」を投げきれなかった加藤貴は「そこ(交代)は仕方ない。信頼して長いイニングを任せてもらえるように頑張ります」と、次回以降の奮起を誓った。(星野 和明)
報知新聞社