「女の子どうですか」「キャバクラどうですか」客引きした男3人を逮捕 埼玉県警が大宮駅東口の南銀座で一斉取り締まり 年末に向けて警戒態勢を強化へ
年末に向けて歓楽街の安全を図ろうと、埼玉県警大宮署と繁華街・歓楽街総合対策推進本部(保安課)は26日、さいたま市大宮区の大宮駅東口の南銀座地区で、店舗への客引き行為の一斉取り締まりを実施した。大宮署と保安課員ら約20人が警戒に当たり、客引きを行った25~46歳の男3人を県迷惑防止条例違反(不当な客引き行為等の禁止)の疑いで現行犯逮捕した。 大宮で騒ぎ…結婚式帰りの男性主事、車を蹴って壊す 止めようとした知人に暴行 駆け付けた警官にも暴行
3人の逮捕容疑は26日午後9時半~午後10時35分の間、同区仲町1丁目の路上で、警戒中の私服警察官に対して「女の子どうですか」「キャバクラどうですか」などと声をかけ、客引き行為をした疑い。いずれも容疑を認めているという。 保安課によると、県内では昨年1年間で客引き行為36件を摘発。今年1~10月の期間では19件摘発した。同署などは、南銀座地区で毎月取り締まり警戒を行っており、同期間に7件を摘発している。 大宮署管内の客引きに関する通報や相談は10月末時点で約120件。同課は年末に向けて警戒態勢を強化するとして、「ぼったくりなどのトラブルにつながる恐れがあるため、客引きがあった店舗には行かないようにしてほしい」と注意喚起している。