沿道に40万人ぎっしり、響く万歳コール 1998年当時の記事で振り返る横浜ベイスターズ優勝パレード
プロ野球の日本シリーズを制し26年ぶりの日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズの優勝パレードが30日、横浜市中区で行われるのを前に、横浜ベイスターズ時代に行われた前回パレード(1998年11月3日実施)を当時の新聞記事で振り返ります。 【当時の写真】赤レンガパークで行われた祝賀式典では駒田徳広選手、権藤博監督、石井琢朗選手が高秀秀信横浜市長らと鏡を抜いた ◆98年11月4日付神奈川新聞掲載 38年ぶりにプロ野球日本一に輝いた横浜ベイスターズの優勝パレードが3日、地元・横浜の市心部で行われ、沿道はファンや市民ら約40万人(主催者発表)の人出でにぎわった。 赤レンガパークで催された祝賀式典に続いて、パレードは横浜みなとみらい21地区のパシフィコ横浜前を午前11時半にスタート。メーンストリートの「けやき通り」からランドマークタワー、桜木町駅前、尾上町交差点、横浜市庁舎前、横浜スタジアムの2.2キロのコースを約1時間かけてゆっくりと進んだ。 パレードの一行は、横浜市消防局音楽隊が先導。権藤博監督ら首脳陣はオープンカー、選手たちはオープンバスに乗り込んだ。秋晴れの下、沿道はチームカラーのマリンブルーの小旗を振るファンたちでぎっしり。紙吹雪や紙テープが舞い、万歳コールが街中に響きわたった。
神奈川新聞社